今年もインフルエンザが流行る季節になってきました!
みなさんは日頃、予防のためにどんな事をなさってますか?
今回は、インフルエンザの予防法についてお話しいたします。
是非参考にしていただいてこの冬を元気に乗り切っていただければ幸いです!
目次
インフルエンザの感染経路

インフルエンザってどのように人に感染するのかみなさんご存知ですか?
まずは、その感染経路の種類と内容をわかりやすくご紹介いたします。
飛沫感染(ひまつかんせん)
飛沫感染とは、くしゃみや咳によってウイルスが周りに飛び散り、それを吸い込むことで感染してしまうことを言います。
1回のくしゃみで飛散する量は200万個、1回の咳で飛散する量は10万個とも言われています。
接触感染(せっしょくかんせん)
接触感染は、つり革や手すり、ドアノブなどにウイルスがくっついている場合、それに触れることで自分の手にウイルスが付いてしまい、その手で目をこすったり、鼻を触ったりすることで感染することを言います。
空気感染(くうきかんせん)
ウイルスが咳やくしゃみによって空気中に排出された場合、そのウイルスは水分(唾液や鼻水など)を含んでおり、その重みで地面に落下していきます。
そして落下したウイルスの水分が蒸発しウイルスが空気の流れによって空気中を漂うようになります。
その空気中を漂っているウイルスを吸い込むことで感染する事を空気感染と言います。
インフルエンザは空気感染による影響が低いと言われていたりもしますが、空気が乾燥しているなど冬の時期特有の条件下では感染する可能性も指摘されています。
換気をしたほうがいいのはなぜ?

インフルエンザに感染しないためには、ウイルスにでくわさなければいいわけです。
が!
仕事に学校、買い物など、外に出ないなんてできないですよね…
生活するためにはどうしても外に出ることになります。
外に出るとウイルスに触れてしまう可能性が高いため、ウイルスを自分にくっつけて自宅に持ち帰ってしまい、家の中で蔓延してしまいます。
また、自分ではなくても家族が感染してしまったら、そこから感染してしまう可能性は高いでしょう。
そこで重要なのが「換気」なのです!
換気をする事で、ウイルスが漂う汚い空気を入れ替えてキレイにすることで空気感染によるインフルエンザを予防することができるのです。
だから換気は予防法として重要なんです。
特に、不特定多数の人が集まるような場所や友達の出入りが多いお部屋では換気をすることが特に重要と言えるでしょう。
効果のある換気の方法

では、効果的な換気ってどんなものでしょうか?
効果的な時間と間隔
換気に必要な時間ってどのくらいなのでしょうか?
効果的な換気の時間は、大体5~10分くらい換気できればいいでしょう。
中々寒い冬に長時間窓を開けての換気は難しいでしょうが、5分くらいの換気を1~2時間に1度行うようにすると良いでしょう!
湿度も重要
湿度も感染予防のための大切な要素です。
それはなぜかというと、インフルエンザウイルスは湿度に弱いからなんです!
湿度が50%以上になるとインフルエンザウイルスの生存率が著しく低下するという事がわかっていますので、室内の湿度を50%程度に保つように加湿しましょう。
自宅でできるその他の予防法

換気以外の予防法を簡単にお伝えいたしましょう!
手洗い・うがい
手洗い・うがいは、接触感染を予防するための基本です。
外出から帰ったらまず手洗いとうがいをするようにしましょう!
手洗いの方法としては、
- 石鹸(ハンドソープ)を使い60秒もみ洗いをします。
- そして、流水で15秒キレイに洗い流しましょう。
※手の甲や指と指の間、親指の周囲に洗い残しが多くみられるので注意して洗うのがポイントです!
うがいの方法は、
- まず口に水を含み、クチュクチュと口の中をすすぎ吐き出します。
- その後、もう一度水を含み、上を向いて15秒程度ガラガラとうがいをします。
- うがいをもう一度15秒(計2回)行います。
予防接種
予防接種は注射を打ってから2週間後あたりから効果を発揮し始めます。
そして、一般的に5ヶ月程度効果が続くとされています。
なので、11月中に打っておくのがオススメです!
栄養と睡眠を十分に摂る
睡眠不足や偏った食事は抵抗力を下げ感染しやすくさせてしまいます。
なので、栄養のバランスを考えて十分に摂取し、睡眠時間もキチンととるように心がけましょう!
流行する時期は人混みを避ける
インフルエンザは、11月下旬から12月上旬に始まり、1月から2月にかけてピークに達します。
この時期に人が多い場所に行くのは危険です。
できるだけ人混みを避けるようにすることをオススメします。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、毎年流行するインフルエンザの予防法として「換気」についてわかりやすくご説明いたしました。
少しでもお役に立てれば嬉しいです。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。