公売と競売の違いが誰でも一瞬で理解できる!

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不動産について、聞いたことはあるけど意味や違いがよくわからないなんて事も多いでしょう。

今回はそんな疑問の1つで、私自身も質問を受ける事の多い疑問「公売と競売は何が違うの?」についてご説明いたします。

公売(こうばい)と競売(けいばい)は、どちらも家や土地などの不動産が強制的に売りに出されてしまうという状況です。
しかし、決定的な違いがあります!
その違いを理解するために、「誰が」強制的に売りに出すのかという点に注目してみて下さい。

「債権者や債務者…抵当権…ちょっと調べてみたけど専門用語が出てきてわかりづらい…」
という方は、誰が読んでもわかるように簡単に説明してありますので是非読み進めてみて下さい!

公売とは?

公売(こうばい)という言葉は、聞き慣れない方も多いでしょう。
実際「公売」という言葉自体を知らない方も多くいらっしゃいます。

公売とは、税金を滞納し払わないでいると、持っている家や土地などが行政(国税局、都道府県、市町村)の申し立てで強制的に売りに出されてしまう事です。

公売を簡単に説明するとこんな感じです。

ポイントは、「税金」と「行政(国税局、都道府県、市町村)」という事です!

税金を支払うのは国民の義務ですから、支払わなければなりません。
そんな税金を払えない(払わない)でいると、行政機関に差し押さえられ、強制的に売って滞納分を回収されるのです。

余談ですが、公売に出されるのは、家や土地だけではありません。
大切な愛車も差し押さえの対象です。
つまり、滞納している人の物でお金になる物は差し押さえの対象になります。

競売とは?

「競売」は聞いたことがあるという方もいらっしゃるでしょう。

競売は「きょうばい」や「けいばい」と読み、どちらも間違いではありません。
ただ、法律用語的には「けいばい」と読みます!

この競売は、ご存知の方も多いでしょうが、銀行などの金融機関によって家や土地が強制的に売りに出される事を言います。

銀行はお金を貸してくれますよね。(審査はありますが)
その借りたお金が返って来ないと銀行は困ります。
そこで、持っている土地や家に担保を付けます。
(不動産に詳しくなりたい方は、担保の一種の「抵当権(ていとうけん)」
そして、お金が返せなくなると担保の土地や家を売って貸したお金を回収するのです。

この方法を競売(けいばい)と言います。

違いは申し立て者と法律!

申し立て者

申し立て者というのは、簡単に言うと「強制的に売りに出す人(相手)」の事です。

「公売(こうばい)」であれば、役所などの行政機関が申し立て者になります。

イメージとしては、あなたが所有している(買って自分名義で持っている)マンションがあるとしましょう。
そのマンションで生活をしていたある日の事、税金の支払い通知が届きました。
しかし、あなたは今手元にお金がなく払えません…(お金がない理由はご想像にお任せします)
その後、督促状が届きましたが、まだ払えるお金がないので払わずにいました。
すると、「財産を差し押さえますよ」という通知が来ました。
それでも払えない(払わない)場合は、行政(国税局、市町村、都道府県)によって財産つまりマンションが差し押さえられ強制的に売られてしまうという感じです。

「競売(けいばい)」であれば、銀行などの金融機関が申し立て者となります。

こちらも、イメージしやすいように例えてみましょう。

あなたは、念願のマイホームを銀行からお金を借りて(住宅ローンを組んで)買いました。
しばらくして、突然勤めていた会社が倒産してしまったとしましょう。(あくまで例え話です…)
給料が入らず毎日の生活すら危機的状況です…
当然住宅ローンが払えなくなります。
そうなると、銀行は、あなたに貸して返ってきていないお金を回収するために、あなたが買ったマイホームを強制的に売るという事になるのです。

申し立て者が、銀行なのか役所なのかで「公売」と呼ばれるか「競売」と呼ばれるかが変わるという事ですね!

法律

「公売」と「競売」には、もう1つ違いがあります。

それは、それぞれに関係する法律が違うという事です。

公売は、税金の滞納によって強制的に売りに出されてしまう事なので、関係する法律は「国税徴収法(こくぜいちょうしゅうほう)」になります。

競売に関係する法律は「民事執行法(みんじしっこうほう)」という法律になります。

内容まで説明すると難しいので、「へ~そうなんだ」程度で知っていただければ十分です。

「公売」と「競売」の違いは、2つ!
強制的に売りに出す相手(申立者)関係する法律が違う

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、「公売」と「競売」の違いについて誰が読んでもわかるように簡単にご説明いたしました。
少しでもお役に立てれば嬉しいです。

最後まで読んでいただいてありがとうございました。

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