賃貸物件の契約に関するトラブルと対策

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もうすぐ4月!
春は就職や進学でお部屋探しをされる方が多い季節になります。
みなさんお部屋を決めたら何をしますか?
引っ越し?新生活に向けての家具を買いにいきますか?

もちろんどちらも必要ですが、まずは入居のための契約をしなければなりません。

そんな契約では、知っていれば避けられるトラブルがあります。
なので、「契約」についてわかりやすくご説明していきましょう。

契約とは

契約という言葉は、「契約書」だとか「契約違反」などいろいろな場面で聞いた事ぐらいはありますよね。
では、そもそも「契約」って何のことを言うのでしょうか?

契約とは、「当事者(とうじしゃ)同士で結ぶ約束の事」です。
当事者とは、ある事柄に直接関係のある人のことを言います。

ちょっと難しいですね…もう少し具体的に説明しましょう!

例えば、空いてる部屋を貸したいという大家のAさんと、その部屋が気に入って借りたいと思っているBさんがいたとしましょう。
この場合、部屋を貸したい大家のAさんと借りたいBさんは、「部屋を貸す」「借りる」という事柄に直接関係する「当事者」ということになります。
この2人(当事者)が、「この部屋を貸してください(Bさん)」「いいですよ。あなたに貸しましょう(Aさん)」というように約束することを「契約」と言うのです。

契約するのは何のためにするのでしょうか

先ほど説明した中に、当事者が「この部屋を貸してください(Bさん)」「いいですよ。あなたに貸しましょう(Aさん)」という口約束も法的には効果があります。

では、わざわざ「契約書」を作るのはなぜでしょうか?

例えば、大家のAさんが部屋を借りたいBさんと「部屋を借りたい」「いいですよ」と約束(口約束)したとしましょう。
しかし、その口約束後にA(大家)さんは、Bさん以外の人にその部屋を貸してしまいました。
当然Bさんは「貸してくれるって約束したのに!」と怒るでしょう。
それに対して、A(大家)さんは「そんな約束した覚えはない」と言ったとします。
これでは、あの口約束を録音でもしていない限り永遠に「言った」「言わない」というトラブルになってしまいます。
このような「言った」「言わない」などのトラブルを避けるためにするのが「契約」なのです。

契約書にはどんなことが書いてある?

契約書が、トラブルを避けるためにあることはわかりましたね。
では、契約書にはどんなことが書いてあるのでしょうか?

部屋に関する情報

「○○マンション」というような建物の名前や住所、構造(木造、軽量鉄骨造、鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造)、部屋の広さ、間取り、部屋番号などが書いてあります。

入居者に関すること

部屋を借りる人の名前と、一緒に住む人がいる場合はその同居人の名前と人数を書きます。

設備に関する情報

トイレや浴室、洗濯機置き場、エアコンが有るのか無いのか、駐車場や駐輪場が付いているのかなど、部屋や建物の設備に関する情報が書かれてあります。

契約期間について

その契約の効果がいつからいつまでなのか、期間について書いてあります。
賃貸物件の契約では、2年間となっていることが多いです。
2年経つと、もう一度2年間の契約をし直します。

賃料・敷金・礼金

その部屋の家賃や入居時に必要な敷金と礼金など、支払いの必要な料金の金額が書かれてあります。

大家さんや管理会社

大家さんと管理会社の住所や連絡先が書かれています。

管理会社とは、家賃の集金や「隣がうるさい」などのクレーム対応、「排水口が詰まった」など部屋にある設備の故障やトラブルの対応をしてくれる会社のことをいいます。
なので、トラブルやクレームは大家さんではなく管理会社に連絡しましょう!

契約の解約について

(賃貸契約の場合)契約の解約とは、大家さんから「出て行ってください」という事や、借りていた人から「来月引っ越すので出ていきます」など、「部屋を退去する」ということを言います。
この契約の解約は、いきなり言われても大家さんも借りている人も困ってしまいますよね。
なので、「解約する場合は30日前までに言ってください」など、お互いが納得して退去できるようなルールが書いてあるのです。

契約に関してのトラブルと対策

契約時の入居人数より多い

先ほど「契約書にはどんなことが書いてあるの?」でもお話ししましたが、契約時に入居人数を書きます。
例えば、一人暮らしということで契約していたのに、ある日彼氏や彼女ができて勝手にその部屋で同棲を始めました。
おめでたい事ですが、契約した時とその部屋に住む人数が増えてしまうと契約違反になります。
この契約違反がトラブルになる可能性があります。
対策としては、認められるかわかりませんが、必ず大家さんに相談しましょう。

原状回復に関するトラブル

借りていたお部屋を出るときに、壁紙の汚れや傷は直さなければなりません。
これを「原状回復(げんじょうかいふく)」と言い、汚れや傷を直す費用を「修繕費(しゅうぜんひ)」といいます。
修繕費は、入居時に預けた敷金から支払われます。
基本的には、短期間で出ていく場合、借りていた人が直す負担割合が多くなります。
長期間借りていた場合は、長い年月が経てばどんなに注意して住んでいても、汚れや劣化は起こるので、借りていた人の負担は少なくなります。

部屋をキレイに使っていたのに、敷金が全く返ってこないなどの原状回復トラブルがあります。

対策として、借りていた期間によって修繕費の何割を大家さんが負担して、借りていた人が何割負担するかということが「国土交通省のガイドライン」によって決められていますので、事前に確認しておくといいでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、契約の内容やトラブルとその対策について、わかりやすくご説明していきました。これからの新生活が楽しいものになるように参考にしていただければ嬉しいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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