マンションでよくあるトラブルの1つに「ギターによる騒音」があります。
引っ越した先で隣人がジャカジャカとギターをかき鳴らすような人だったらどうでしょう?
まだ昼間に短時間であれば我慢もできるかもしれませんが、夜間なら眠れなくなってしまうこともあるでしょう。
ただ、ギターを弾く方がみなさん夜中でも練習のために近所迷惑なんて気にしないという方ではありません。
私自信はギターが全く弾けませんが…
ギターを弾く友人はいます。
その友人は、近隣に迷惑にならないように自宅で引くときは、昼間でもほとんど音を出さないように気を遣っていましたし、夜間に弾くようなことはありませんでした。
ギターを弾かれる方がみなさんこのように近所に配慮できる方なのかというと、残念ながらそうではないのです。
まあ、なのでマンションでよくあるトラブルに選ばれてしまうのですが…
そこで今回は、マンションでよくあるトラブルの1つ「ギターによる騒音」について、対策と注意点をご紹介いたします。
目次
マンションでギターを弾くのはあり?なし?

まず、ギターを部屋で弾くこと自体が問題なのかについてお話しいたします。
これは、契約で楽器の演奏が認められているかどうかという所がポイントです。
結論から言えば、入居前の契約で「楽器の演奏はダメ!」となっていれば、ギターに限らず楽器の演奏は禁止という事になります。
ギターを弾かれている方は、契約書を確認してみて下さい!
契約前であれば、不動産屋にギターを弾いても大丈夫か確認しておくと良いでしょう。
また、隣人のギターの音がうるさいという方も注意しに行く前に確認しておくと良いでしょう。
楽器の演奏が認められているマンションの数は少ないので、ほとんどが「ピアノ等の楽器の演奏は禁止」となっているでしょう。
隣人のギターがうるさい場合の対処法!

では、実際に隣人のギターの騒音で困ってしまった時の対処法についてご紹介いたします。
頻度や時間帯、ボリュームを記録しておく!
困っている方は、まず聞こえてくるギターの音が「どのくらいのペースで」「いつ(日時)」「どのくらいのボリューム」で聞こえてくるのかを記録することをオススメします。
これは、隣人がうるさい証拠になりますし、キチンと記録しておくことで管理会社に相談した際に管理会社も対応しやすくなるのです。
また、世の中にはすぐにクレームにしてしまうという方もいらっしゃります。
ちょっと手が滑ってしまい物音がしたら「毎日バタバタとうるさい!」という感じです…
管理会社には、このような方のクレームも含め様々なクレームが数多く寄せられるので、キチンと記録をしておくことで管理会社の対応も変わるでしょう。
管理会社に相談!
騒音の記録ができたら、管理会社に相談です!
よく「うるさいな!」と感じたら壁をドンッと叩いたり、自分で「うるさい!」と言いに行かれる方がいらっしゃいますが、これはオススメしません。
壁ドンや自ら注意しに行くのが悪いという訳ではないのですが、壁ドンや注意がきっかけで、さらに大きなトラブルになることもあるのです。
なので、隣人のギターがうるさいなと感じたら、記録をとり管理会社に連絡し相談しましょう。
トラブルにならないための注意点

ここで近隣トラブルにならないための注意点をご紹介いたします。
それは、管理会社など第三者を通すということです。
それだけです!
「なんだ…」と思われた方もいらっしゃるでしょうが、これが意外と大切なんです。
うるさい隣人にしてしまいがちな、壁ドンや直接注意は大きなトラブルになる可能性があるからです。
例えば、うるさいなと感じて壁をドンッと叩いたら、隣の人が来てピンポーンとチャイムがなり「なんだよ。うちじゃねーよ」とトラブルになることもあります。
これは、構造にもよるのですが音は響くので、隣かなと思ったらそうじゃなかったなんてこともあるという事です。
また、直接注意しに行くことで逆恨みにあい、その日以降嫌がらせが続くなってケースもあります。
できれば皆さん気持ちよく生活したいですから、そんな不要なトラブルは起こしたくないですよね?
なので、第三者である管理会社に連絡して対応してもらいましょう!
管理会社は、「お隣さんからうるさいってクレームが入ってますよ」なんて個人が特定されるような対応はしないので、任せることをオススメします。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
マンションなどの多くの人が住む共同住宅では、住民全員が気持ちよく住めるようにしなければいけません。
なので、「自分さえ良ければ…」なんて考えはトラブルの元です!
今回は、よくあるマンショントラブルの「ギターによる騒音」について、対策と注意点をわかりやすくご説明いたしました。
少しでも役立てていただければ嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。