20代の方でも、これから不動産投資を始めてみようかなと思っている方や、投資を始めるために色々と勉強し始めている方は多いです。
若い方は、年金などに対する不安から将来のために投資をしようという方が多いようです。
そんな不動産投資に興味のある方は、収益物件を購入する前にいろんな事が気になるしょう。
そして、1番気になっている事は「とにかく失敗したくない。失敗しないためにはどうすれば?」という事でしょう。
収益物件は、決して安い買い物ではないので、そのように思うのは当然です。
ましてや、20代でまだそんなに収入がない年代であればなおさらでしょう。
しかし、現実として不動産投資を始めて成功している方もいらっしゃいますが、残念ながら中には失敗してしまう方も当然います。
その成功する人と失敗する人の違いがわかれば、成功に1歩近づけると思いませんか?
そこで今回は、20代で不動産投資を始めようと思っている方がどんな収益物件を選ぶと良いのか、収益物件の選び方についてご説明いたします。
目次
失敗しない収益物件の3つのポイント!

まず、不動産投資で成功している人と、失敗してしまった人との違いはなんでしょうか?
これがわからないまま投資を始めると確実に失敗します!
その違いは、あまりにも当たり前の事なのですが「収益物件として、良い物件選びができているかどうか」です。
では、それがどんな物件なのかをご紹介いたします。
空室になりにくい物件
収益物件を選ぶポイントとして1番重要と言っても良いのが「空室になりにくい物件を選ぶ」ということです。
もっとわかりやすく言うと、投資用に購入するお部屋(収益物件)を借りたいと思う人が多ければ、空室にならないので、安定して家賃は入りますし、収益物件としての価値も下がらず、失敗しないということです!
では、どんな物件が空室になりにくいのでしょうか?
利便性や環境が良い
利便性は、「最寄り駅から近い」「近くにコンビニやスーパーがある」などといったことです。
お部屋を借りたいと探している人は、あえて不便なとこに住みたいとは思わないでしょう。
なので、生活していく上で便利な物件を選ぶという事が大切です。
駅からの距離でいえば、最寄り駅から徒歩10分以内の物件がオススメです。
環境の面でいえば、家族が多く住むエリアでは「歩道が整備されている」「小学校が近い」「公園がある」などが挙げられます。
このような物件を選ぶ事で、入居者がなかなか決まらず空室のままになるという事が避けられます。
管理が行き届いている
管理が行き届いている物件とは、清掃がキチンとされており、玄関や廊下などの共有部分がキレイな物件の事です。
当然ですが、住むなら汚いマンションよりキレイなマンションに住みたいですよね?
なので、ちゃんと管理された物件は入居希望者も多いのです。
この確認は、物件を見に行ったときにお部屋だけでなく壁や玄関、廊下などを直に確認して下さい。
周辺のニーズに合った物件である
周辺のニーズに合った物件とは、その地域にどんな方が多く住んでいるのかをチェックし、その方達がどんなお部屋に住みたいかという事が考えられた物件です。
例えば、あなたが収益物件を買おうと思ったエリアが学生の多い場所だったとしましょう。
そこで、間取りが2LDKや3LDKもあるような物件を買うとすると、お部屋を借りたいと思う人は多いでしょうか?
いなくはないかもしれませんが、割合でみるとかなり少ないでしょう。
それでは、お部屋を借りてくれる人を見つけるのは大変でしょう。
なので、学生の街なら1Rマンションが人気でしょうし、ファミリーが多い場所では、2LDKなど家族が求める間取りの物件を選ばなければなりません。
築年数
一般的に築年数が古いと物件が安くなり、新しいと高いという事はみなさんもご存じでしょう。
それは、その通りなのですが、ここで見ていただきたいのは1981年(昭和56年)6月1日以降に建築確認を得た物件なのかどうかということです。
なぜかというと、1981年6月1日以降に建築確認を得ている建物は、新耐震基準にのっとって建てられた建物で、震度6~7クラスの大地震でも建物が倒壊しないような作りになっています。
地震大国日本では、そこに住むかどうかを決める重要な基準になります。
この建築確認を得ているというのは、1981年6月1日以降に建てられたという事ではありません。
建築をする前に、このような建物を建てても大丈夫か必ず確認が必要になります。
この確認が1981年6月1日以降にとれているかという事です。
確認の方法は、役所などの建築確認を管理する担当課に行き「建築確認済証の交付日」を確認してみて下さい。
と言っても、難しいと思うので気になる物件が見つかったら仲介してくれる不動産屋に確認して下さい!
利回りが高い物件
投資をする上で、利回りが何%かはとても重要です。
あまり利回りが良すぎる物件は、空室になるリスクが高い物件とも言えるので20代で投資を始める場合、手堅く表面利回りが8~10%の物件を選ぶと良いでしょう!
最初の投資は1部屋が良い?それとも1棟?

買えるのであれば、1棟購入してもかまいませんが、私は最初の投資という事もあり1部屋からをオススメします。
20代の方が不動産投資を始めるとなると自己資金はそんなに多くないため、そんなに大きな物件を買うのは難しいということもありますが、いきなり1棟購入し失敗するとその後が大変です。
不動産投資は経験から学ぶことが多いため、最初は1部屋から始めて、管理や運営など大家業について学び、それから徐々に部屋数を増やすなり、1棟物を購入する方がリスクは少ないです。
不動産屋もきちんと選ぼう!

収益物件は、買ったら終わりではありません。
買ってからが本番です!
なので、買うときの不動産屋に選ぶなら、売買だけでなく賃貸管理も行っているような不動産屋を選ぶことをオススメします。
そうすることで、1番の不安である空室がでてしまった場合でもお客さんの紹介をしてくれたりと買ってからも継続してサポートしてくれます。
また、その不動産屋もその投資家が不動産投資で成功すれば次の物件の仲介、管理を任せてもらえるので成功しやすい物件を紹介してくれたり、空室がでれば優先してお客さんに見せてくれるでしょう。
その中でも良い不動産屋の条件として、
- メリットだけでなくデメリットも説明してくれる
- 契約を焦らせない
- マメに報告をしてくれる
- 長く営業している会社
があります。
この中でも、長く営業している会社というのは、地主とのつながりがあったりする不動産屋が多く、いろいろな情報をもっているため表には出ていない物件情報などが聞けたりします。
また、経験が長いので不動産投資の方法やリスクへの対策を知っており相談する場合においても強みとなるでしょう。
この不動産業界において、長く営業している会社かどうかを見分ける方法は、宅建業の免許番号を見るとわかります。
例えば、
東京都知事免許(A)第000000号
とうい免許番号があったとすると、Aの数が大きければ大きいほど営業が長いということになります。
Aの数字は、宅建業の免許の更新回数になります。
更新は、5年に1度必要なので、Aが(10)だとすると50年営業している不動産屋という事になるのです。
この免許番号は、不動産屋のホームページかスタッフの名刺に書かれていますのでチェックしてみて下さい!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、20代で不動産投資を始めようとされている方が失敗しないために、「収益物件の選び方」や「初めての投資は、1部屋か1棟どちらから始めるのが良いか」、「不動産屋の選び方」についてわかりやすくご説明いたしました。
少しでも役立てていただければ嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。