少しずつ気温が下がってきて、冬が近づいている感じがしてきましたね!
冬が苦手という人のほとんどが「寒いから」という理由でしょう。
私は、寒いのはさほど苦手ではありませんが、冬になると嫌なものが1つあります。
それは、みなさんも経験があるという方が多いのではないでしょうか?
家に帰ってきて玄関のドアノブなんかに触れようとした瞬間に「バチッ」とくるヤツのせいです…
そうです!「静電気」です!
みなさんの中に「あー、あれ嫌だよね」と共感してくださっている方もいますよね?
私は、数年前から冬になると静電気を感じやすくなり、何かに触るのが怖いくらいバチバチきます…
バチッとなったら「もう冬だな…」と感じるくらいです。
今回は、そんな冬に発生しやすい「静電気」について、「発生する原因」や「簡単にできる静電気対策」をご紹介いたします。
目次
嫌な静電気が発生する原因って何?

まずは、静電気が起きる原因についてご説明いたします。
静電気は、原子のプラスとマイナスが…
なんて説明は、ややこしいし難しいので省きます!
簡単に言うと、人間の体に電気が溜まっている状態で金属などの電気を通しやすい物に触れようとしたときに、一気に放電するのが静電気です。
では、この現象が冬に起こりやすいのはなぜでしょう?
それは、身体に溜まった電気が一気に放電される季節だからです。
「ん?どういうこと?」と思いますよね。
実は、夏でも1年中電気は発生します。
しかし、夏は冬と比べて湿度が高いですよね?
一定の湿度がある環境では、体に電気が溜まっても少しずつ空気中の水分に放電されているのです。
なので、体に電気がどんどん溜まっていくこともなく、当然一気に放電されるということもないのです。
それが、冬になり空気が乾燥することによって空気中の水分が減り、体に溜まった電気が逃げづらくなって、どんどん体に電気が溜まっていきます。
そして、金属などに触った時に一気に放出され「バチッ」ときてしまうのです!
いかがですか?
まあ、ざっくりと言うと、冬場は体に電気が溜まりやすいので静電気が起こりやすいということです!
ストレスや体調不良も原因!?

静電気は、時期的に溜まりやすい事以外に、静電気が起こりやすい状況というのがあります。
それが、「体調不良」や「ストレス」なんです!
「えっ!?体調によって静電気が起こりやすくなるの?」
と驚かれる方もいらっしゃるでしょう。
電気にはプラスとマイナスがありますよね?
体調が良いときには、このプラスとマイナスのバランスが均等に取れているため静電気は起こりずらいのですが、体調不良やストレスが多いときには、身体の電極がプラスに傾きやすくなるのです。
そうなると、身体の電気がプラスとマイナスを均等にしようと、外からマイナスの電気を引っ張り入れようとします。
ここで、バチッと静電気が発生するのです!
ちょっと難しいですが、発生理由を細かく覚える必要はありません。
体調が優れないときや、ストレスが溜まっているときにも静電気が発生しやすいと覚えておきましょう。
また、「最近静電気がすごい…」という方は、体調を整えたり、ストレス発散をしてみるのも良いでしょう!
静電気対策!

静電気が発生する原因や仕組みが分かった所で、静電気によるバチッを予防する方法をご説明します!
ドアノブなど金属の前に、壁などを触る!
先ほどもご説明した通り、静電気は体に溜まった電気が一気に放出されることで起こります。
なので、いきなりドアノブなどの電気を通しやすい金属に触れるとバチッとなってしまいます。
そこで、ドアノブなどの金属に触れる前に「木」や「コンクリート」、「石」などの電気をゆっくりと通すものに触れて体に溜まった電気を逃がしてからドアノブを触るという方法があります。
これなら、簡単にできますね!
室内の湿度を上げる!
部屋の湿度を上げることで、身体に溜まった電気を空気中の水分を通して逃がすことができるのでバチッとなるのを予防することができます。
そのため、加湿器などを使って室内の湿度を上げると喉や肌に良いだけでなく、静電気の予防にもなります!
肌を保湿する!
肌の保湿も、空気を乾燥させないのと同様で、保湿することで電気を体に溜めづらくすることができます。
なので、保湿クリームなどを塗って肌の乾燥を防ぎましょう!
衣類の洗濯で柔軟剤を使う!
洗濯に柔軟剤を使うと、なぜ静電気予防になるのでしょうか?
それは、柔軟剤をしようすることで、衣類の摩擦を軽減できるからです。
着ている服がこすれると、摩擦で電気が発生し、その電気が服を着たときに体に溜まるので静電気が発生しやすくなってしまいます。
髪の毛を下敷きでこすって、摩擦で静電気が発生し髪の毛が下敷きにくっつくなんて遊びしたことないですか?
摩擦による静電気の発生は、これと同じと思って下さい。
柔軟剤は、この摩擦を軽減するため静電気が起こりにくくなるのです!
電気を逃がす靴を履く!
静電気を防ぐためには、身体に溜まった電気を外に逃がしてやればいいわけです。
そこで、溜まった電気を逃がすルートとして足元から逃がすという方法があります。
足は地面に付いていますから、そこから電気を地面に逃がしてやれば体に電気が溜まらないという訳です。
そこで大切なのが、靴です!
靴が電気を通しづらい素材(ゴムなど)だと、足から地面に電気を逃がすことができません。
そこで、静電気防止靴(アーシングシューズ)を履くことをオススメします。
裸足でも電気は逃げますが、寒い冬に裸足は辛いですし…
外出時のことを考えると裸足は、実用的ではないですね。
なので、静電気防止靴を試してみるのも良いでしょう!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、冬になると発生しやすくなる「静電気」について、「原因」と「対策」をわかりやすくご説明いたしました。
少しでも役立てていただければ嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。