今後一人暮らしを始めたいと思っていらっしゃる方は多いでしょう。
ただ、「初めてみたいけど不安…」という方もいらっしゃるでしょう。
不安に思っている方は、一人暮らし経験者が実際にどんな危険な目にあったことがあるのかという事もきになりますよね?
そこで今回は、一人暮らしをされている方に実際に起こった危険な体験談をご紹介いたします。
また、一人暮らしを始めて自分がご紹介した危険な目に万が一あってしまったら、どうすれば良いのかという対策についてもお話しいたします。
目次
一人暮らしで実際に起こった危険な体験談

1.知らない人がベランダに…
これは知り合いが実際にあった恐怖体験です。
夏の日の夜、その事件は起こりました…
その方が住んでいたのはマンションの9階。
近くに高い建物もないような場所だったので、窓を開けて寝ていたそうです。
ふと目が覚め何気なくベランダの方を見ると…
なんと!
人影が上の階のベランダから降りてくるのが見えたそうです。
そして、「やばい!窓が開いてる…」と思い、慌てて閉めました。
と同時に、ベランダに侵入してきた不審者も窓を開けようとします。
なんとか必死に手で押さえていると、不審者は諦めて隣のベランダに移って行ったのかいなくなっていたそうです…
それ以来、窓を開けるのが怖くなったそうです。
2.新聞の勧誘を断っても、玄関とドアの間に足を入れて閉めさせない…
これは、私が友人宅のマンションにいたときの話です。
友人と話していると「ピンポーン」とチャイムがなりました。
友人が出ると、新聞の勧誘でした。
「いや、新聞はいらないです」と断っても、「新聞くらい読まないと」「洗剤の詰め合わせ差し上げますから、お願いします」などと、しつこく勧誘されていました。
友人が「もう、本当にいらないんで」と言って玄関ドアを閉めようとしたその時、足を玄関とドアの間に足を入れてきました。
そして「これじゃあ帰れないですよ」と、訳の分からないことを言って勧誘を続けます。
あまりにしつこいので私も玄関に向かいました。
勧誘は相手が一人暮らしだと思っていたのでしょう。
そのまま、帰っていきました。
しかし、あまりにしつこい勧誘で、玄関を閉めようとしたら、足まで入れられると怖いですよね…
3.ゴミの中をあさる人…
これは、私自身の経験談です…
私が一時期住んでいたマンションは、ゴミ置き場がなく近隣の住民もゴミを出す共同のゴミ置き場となっているタイプでした。
ある日、朝起きてゴミを出しに行くと隣のマンションの管理人みたいな人がマンションの前を掃除しており、そのマンションの前がゴミ置き場だったため「おはようございます」と挨拶をしてゴミを出しました。
管理人らしき掃除をしている人は、返事もなく目も合わせません。
「ん?聞こえなかったのかな。まあいいか」と思い、ゴミを置いて自分のマンションに帰りました。
そして、仕事着に着替えて外にでると、さっきの管理人らしき人が何やらゴソゴソやっていました。
まさかとは思いましたが、一応うちのゴミだと嫌だなと思い近くに行くと、なんとさっき出したうちのゴミです…
「それうちのゴミなんですけで、何してるんですか?」と尋ねると、「いやっ、ちゃんと分別できてますね」と慌ててゴミ袋の口を閉めて元に戻していました。
さすがに気持ち悪いですよね…
4.郵便物が破られ、自転車のサドルが切り裂かれる…
これは、知り合いの一人暮らしをしている女の子の身に起こった危険体験です…
ある日、その友達の女の子から電話があり相談を受けました。
内容は、最近郵便物が破られたり、ポストが荒らされたり、自転車のサドルがカッターみないなもので切り裂かれていたりするという結構ヒドイものでした。
そのような目に合っているのが、1日だけではなくここ最近続いているというのです。
しかも、その子のポストや郵便物だけ…
最初はいたずらかと思っていたらしいのですが、さすがに怖くなり連絡をしたとの事でした。
そんなことをする人に思い当たる節がないか聞いても「思い当たらない…」と言います。
やりそうな犯人に心当たりがない方が余計に怖いですよね…
すぐに警察に相談するように話、警察に相談して巡回コースになったそうです。
また、近くに住む男の友人にお願いしてたまに様子を見てもらうようにしました。
そうすると、ピタッとその嫌がらせは無くなったそうです…
5.家に帰ると窓が割れ部屋が荒らされている…
これは、アパートの1階に住んでいた方から聞いた話です…
ある日の昼間、外出から帰ると、部屋がぐちゃぐちゃになっていたそうです。
玄関には鍵が確かにかかっていました。
そのため、とっさに窓を見に行きました。
すると窓の鍵付近が、割られていたそうです。
その時には、現金が盗まれたそうす…
そして、その方はその日以来、窓からの侵入を防ぐために、窓の鍵が開けられても外からは開かないようになる防犯グッズを購入し使用していたそうです。
しばらくたってから、外出から帰り窓を開けると、また鍵付近が割られていたそうです…
今回は、防犯グッズがあったため、外から開けることができず空き巣に入るのを諦めたようで、部屋は荒らされず、また盗まれたものもなかったそうです。
1度だけでなく2度も空き巣に入られるなんて夢にも思いませんよね。
また、その空き巣が部屋に侵入してきたときに、もし部屋に自分がいて犯人と鉢合わせたら、なんて想像すると怖いですよね…
危険な目に合わないための対策

夜間は戸締りをする!
一人暮らしの防犯で大切と言われている「2階以上」という環境は、1階に比べ確かに防犯効果がありますが、絶対安心という事はないのです。
なので、夜間は戸締りをしましょう!
女性の場合は特にです!
勧誘がしつこい場合はクーリングオフを利用する!
最近は物騒な事件も起きておりメディアで報じられています。
実際の事例でもご紹介したような、あまりにしつこい勧誘で困った場合は、「クーリングオフ」を利用しましょう。
契約書を受け取った日を含め8日以内に行えば、契約を解除することができます。
クーリングオフの方法を含め、新聞の勧誘の断り方に関しては、こちら!
個人情報はシュレッダーにかけて捨てる!
個人情報はゴミの中に多く含まれていることが多いです。
例えば、何か買い物をしてそのお店からのセールのお知らせなんかのダイレクトメールが届いたりしますよね。
そして、そのダイレクトメールをそのままゴミ箱に入れていませんか?
これを燃えるゴミで出してしまうと、顔と名前、部屋番号までバレてしまうのです…
それ目当てにゴミをあさる人がいるくらいです。
なので、個人情報が記載されているものは全てシュレッダーにかけてからゴミに出すようにして下さい!
こうすることで、ストーカーに対して不用意に個人情報を与えないという効果もあります。
慣れないとちょっと面倒かもしれませんが、危険な目にあうくらいなら、ちょっとした手間はかけても損はないでしょう。
被害の大小に関わらず、困ったら警察に相談しよう!
「警察は民事不介入だから、何にもしてくれないって聞いた」なんて人もいらっしゃるでしょう。
確かに、警察に相談してもできることと、できないことはあります。
しかし、近年ストーカーによる被害が拡大し、警察に相談したのに相手にされず、結果殺人事件が起こっています。
このような状況が現実に起こっているので、警察も相談にはのってくれるでしょう。
警察の巡回コースに入ったことがわかれば、警察が動いているので簡単には手出しできないとも考えられるでしょう。
窓からの防犯対策をキチンとする!
空き巣は、鍵が複雑になり、人目に付きやすくリスクの高い玄関よりも、捕まるリスクの低い窓を選んでいる傾向にあります。
また、誰もいないと思って空き巣が侵入し、中に人がいたため襲い掛かったなんて事件もあるので、空き巣の侵入を防ぐことは自分の身を守るということにもなります。
そのため、窓の防犯というのも意識しておくと良いでしょう!
防犯グッズについての記事は、こちら!
注意点

一人暮らしで実際に起こった危険な体験談のようなことが自分の身に起こった場合の注意点は、たった1つです!
「1人で悩んだり、解決しようとしない!」
これです!
何か起こったときに1人で何とかしようとするのはあまりに危険です。
1人でできることには限度がありますし、「まっいいか」なんてないがしろにしてしまいがちだからです。
なので、1人で悩んだり判断しないで必ず誰かに相談することをオススメします!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、今後一人暮らしを始めたいと思っている方のために、「一人暮らしをされた方が実際にどんな危険な目にあったことがあるのか」、「もし自分がそんな目にあったらどう対応すれば良いのか」についてご紹介いたしました。
少しでも役立てていただければ嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。