実家を賃貸として貸し出す場合のメリット・デメリットをご紹介!

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近年、空き家が急増し社会問題となっていることをご存知の方は多いでしょう。

このように空き家が急増している原因の1つが、「実家を相続したが、そのままになっている」または「両親が入院(または施設に入所)してしまい、実家が空き家になってしまった」という両親が使用していた実家が何らかの理由により空き家となっているという事です。

今回は、そんな空き家のままになっている実家を活用するための方法として「賃貸」、つまり人に貸し出すという方法のメリット・デメリット、また貸し出すときの注意点についてご説明いたします。

賃貸にするメリット・デメリット

人に貸すかどうか迷っていらっしゃる方は、賃貸のメリットとデメリットをきちんと把握しておくのがベストです!

そうすることで、後で「こんなはずじゃなかった…」なんていう後悔を予防できます。

では、さっそく見ていきましょう!

メリット

月々家賃収入が手に入る

何もしなくても月々の家賃が収入として入ってくるわけですから、これは実家を賃貸に出す大きなメリットと言えるでしょう!

不動産投資のように投資物件を高額で買うことなく、始められるので始めやすいでしょう!

また、「固定資産税」や「都市計画税(地域による)」といった税金など、家を所有しているとかかる費用があります。
そのような費用も、家賃収入でカバーできるので「お金が出ていくだけ…」となる事を防ぐことができます。

人が住む事で老朽化の進行を緩やかにすることができる

家は、人が住まなくなってしまうと老朽化が急速に進んでしまいます…

老朽化が進んだ空き家は「特定空家(とくていあきや)」に認定されやすくなり、認定されてしまうと早急に改善を求められたり、改善できない場合は罰金を支払わないといけないこともあります。
そして最終的には、行政によって家が強制的に取り壊されて、解体費用だけ支払わないといけないという事になるのです…

そのため、人に貸して住んでもらう事で、老朽化を遅らせ、不具合があれば知らせが来るというのもメリットでしょう!

思い入れのある実家を手放さなくて済む

両親と住んだ実家は、思い出がたくさん詰まった特別な存在ですよね。

そんな家が空き家になって中々自分や親族で管理できないからといって簡単に「売ってしまおう」とは思えないのも当然と言えるでしょう。

でも、空き家のまま放置するには老朽化を含めリスクがあります…

そこで!
賃貸として人に貸し出すことで、思い入れのある実家を所有しながら様々なリスクも回避できるようになるのです!

デメリット

入居者が住めるような状態にするために初期費用がかかる

「実家が空き家になったから人に貸そう!」と思っても、中々現状のままでは人に貸せないという場合がほとんどでしょう。

家の中には、荷物だってあるでしょうし、両親が我慢していた不具合も、人に貸してしまえばクレームとなり修理しなければいけません。

そのため、実家を人に貸すためには、(家によってかかる費用の違いはあるでしょうが)いくらか初期費用がかかる可能性が高いのです。

貸し出したからといって借り手が付くとは限らない

実家が空き家になったので、リフォームをして人に貸し出したとしましょう。

しかし、借り手が付くかどうかは別問題です…

「えっ!リフォームまでしてキレイにしたし、問題箇所もないのに!?」
と思われる方もいらっしゃるでしょう…

しかし、答えは
お金をかけてリフォームしても借り手が付かないことはあります!
です…

例えば、
「駅が果てしなく遠い…」とか、「近くにコンビニもスーパーもない…」などですね。

そのような場所に住みたいという人がいないとも限らないので絶対に借りてがいないという訳ではありませんが、人は便利な場所に集中するので、立地や条件によっては借りる人がいない可能性もあります。

予想外の出費が出る可能性もある

人に実家を貸すと、貸した側は大家さんになります。
(当然ですが…)

一般的に、大家さんには「借りる人が普通に生活できるような状態にする義務」があります。

そのため、家の設備に故障があれば修理するために大家さんがお金を払って修理しなければならないのです。

実家となると、建ててから随分年数が経っている可能性が高いですし、不具合が出てくる事が予想されます。

そのため、修繕費という形で予想しない出費がかかる可能性があります。

大切に使ってもらえるかを見極めるのは難しい

実家は、その人にしかわからない思い入れがたくさん詰まっている大切で特別な家(存在)です。

しかし、入居者にとってはお金を払って住む数多くある部屋の1つに過ぎません。
そのため、大家さんの思い入れは全くと言っていいくらい理解されないでしょう。

となると、雑に使われたりする可能性もなくはないのです…

ほとんどの方が大切に利用する方だとは思います!
が…大切に使ってくれる入居者かどうかを見極めるのは難しいでしょう…

実家を貸すときの注意点

将来利用の可能性があるなら「定期借家契約」にしよう!

実家を賃貸物件として貸し出す時に注意していただきたいポイントの1つが、契約の種類です。

マンションやアパートなど、人に貸すことを前提とした建物を人に貸す場合、一般的には「賃貸借契約(ちんたいしゃくけいやく)書」という契約になります。

しかし、賃貸借契約書では、いざ自分で実家に戻って住もうと思っても、入居者(すでに家賃を払って住んでいる人)がいる場合、「私が住むから出て行って」という訳にはいかないのです!

借地借家法(しゃくちしゃくやほう)という賃貸物件を借りて住んでいる人を保護しようという法律があるので、簡単に退去させることはできません。

「それは困る…それなら貸すのは諦めよう…」
と思った方、ご安心ください!

そんな時は「定期借家契約(てききしゃっかけいやく)」という契約にする事をオススメします。

定期借家契約とは、期間を決めて貸し出すという契約です。

例えば、Aさんの実家をBさんという人が貸して欲しいと言ってきました。
この時、Aさんは「あと5年したら実家に戻って住みたい」と思っていたとしましょう。
この場合、「5年という期間を決めて貸し出しますよ」という「定期借家契約」を結びます。
そうすると、Bさんは5年するとAさんの実家を退去しなければなりません。
そして、無事Aさんは5年後に実家に戻る事ができるという事です!

こうすれば、自分が利用したいタイミングで実家を利用することができます。

また、「実家に戻るのは5年と思っていたけど、まだ先の10年後になりそうだ」と思ったら、Bさんと5年後にもう1度5年の定期借家契約を結びなおすことでBさんはもう5年Aさんの実家に住む事も可能になります。

借り手がいるかを検討しよう!

注意点の2つ目は、「そもそも実家の立地や利便性で借りる人がいるのか?」という事をよく検討してから賃貸に出すか決めるようにしましょう。

実家を貸し出すデメリットにも出てきましたが、賃貸として貸し出す際に修繕費などの費用が出る可能性があります。
そのため、お金をかけてから「キレイにしたのに、全然お客さん借りない…」なんていう無駄が出ないように、駅からの距離などの立地や利便性なども考えて貸したら借りる人がいるのかを検討しましょう。

その時に、地元の不動産屋などに「この辺(自宅周辺)の戸建てって借りる人いますかね?」と相談してみるのも良いでしょう。
できれば、複数の業者に相談してみて下さい!
1社だけだと偏った意見しか聞けない可能性もありますので…

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、空き家になってしまった実家を人に貸し出す場合のメリット・デメリットと注意点についてご紹介いたしました。
少しでもお役に立てれば嬉しいです。

最後まで読んでいただいてありがとうございました。

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